「憤怒の日記」
byゼン

出店の準備をしていく中で、様々な人と関わる必要がある。

取引業者だけでも軽く10社ほど。
そこに行政書士や税理士等…まさに挙げればキリがないほどの人たちと接する機会があるのだ。

そんな中…

とある信用金庫に口座を開設しに伺った時の話。

対応してくれた行員に丁寧に挨拶をし、名刺を渡しながらの自己紹介を終えると、相手の口からは信じ難い言葉が飛び出した。

『非常に前向きな姿勢でよろしいことかとは思いますが、まずは商売を始められるという証拠を提示してください』

こう言ったのだ。

『非常に前向きでよろしい』??

『証拠を提示しろ』??

私は商売に関して何の実績もないし、信用金庫というのは相互扶助を目的とした共同組織の金融機関であることも分かる。



更に…

相手にとってみれば、まずは疑いの目で見なければいけないマニュアルが存在するのかもしれないが…

その物言いはあまりに失礼ではないだろうか?

『前向きでよろしい』なんて言葉は、明らかに自分より目下の人間に向けて放つ言葉。

証拠提示にしても、『証拠』なんて言葉は、絶対に初対面の相手に使ってはいけないと、私は認識している。

正直カチンときたが、この信用金庫に口座を開設しないことには、毎月の家賃支払いに無駄な手数料が掛かることになってしまう。

グッと堪えて諸書類を提示し、架空店舗ではないこと、そして反社会的勢力に属してないことを証明しようとしたのだが、結局その日の口座開設は叶わなかった。

『口座開設には、一度店舗での立会が必要』

という“条件”を突き付けられ、話はそこで一方的に打ち切られてしまったのだ。

私も一応大人。

相手の言いたいことも、様々な背景も理解は出来る。

しかし、物事には“言い方”というものがあるのではないだろうか。

最初から疑いを持たれながら話を進めていくことの辛さ。

後ろ暗い部分は何一つないのに、自身の潔白を必死に証明することの惨めさ。

そして最終的にはけんもほろろに追い返される…。


私は…大いに傷ついた。

本当に時間が勿体無かった。

忙しい仕事の合間を縫って高速を飛ばし、この日は口座開設の為だけに都内にやってきたのだ。

相手にとっては知ったことではないのだろうが、当然ここには労力と交通費と時間を注いでいる。

……。

私は滅多に怒ることはない。

瞬間的にカチンときたり、イライラすることはあっても、表情に出すこともなければ、怒りの感情が長引いたりすることもない。

…しかしこの日は、明らかに憤っている自分を感じてしまった。


頭に血が昇った状態で千葉に向かっては運転が危ないと判断した私は、缶コーヒーを飲みながら、暫しクールダウンの時間を取ったほどだ。

……………
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