【薄紅色の春咲く庭で】
乱歩 


春の匂いがした。
開いた窓の向こうには、薄紅色をした春があった。



目を覚ました僕は、微細な頭痛に顔をしかめる。
寝起きのせいで、随分と希薄になった記憶の断片を繋ぎ合わせてゆく。

そういえば、昨晩は友人と遅くまで深酒をしていた気がする。
なんなら、今だってここは友人の部屋のリビングだ。


確か仕事が連休で、それから・・・



「・・・時間ッ!!」

慌ててテーブルの上のスマートフォンを手にとり、画面を開く。
画面の中央には、デジタル文字で「9:03」の文字。



慌ただしく準備を済ませ(といっても伸びた髪を後ろで無造作にまとめただけなのだが)、目的のホールへと向かう。

ついでに、この家の家主である僕の友人も起こすことにした。



そう、この日はとあるホールのイベント日。

昨年リニューアル改装を行なってから、この日だけは店舗の大きさのわりには随分と設定面にしても頑張ってくれているのだ。


僕の住んでいる地域から少しだけ離れているので、念のため前日からホールの近くに住んでいる友人宅に宿泊していたのだ。

ついでにこの友人には、抽選要員+代打ち要員として助力していただく手筈となっている。

 

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