【テロリストにパラソルを】
乱歩 


七月某日。


猛暑日が続く、夏本番。



同僚達が海に行きたい等と口々に話す中、僕は一人辟易としていた。

何故ならば、その話題が僕とはてんで無縁な話だからに他ならない。



海?祭り?花火大会?キャンプ?


否!
クーラーの効いたホールで冷たいアイス珈琲を飲みながら好きな台を打つ。
これこそが夏のあるべき姿だと僕は思う。

アウトドア派の大多数を敵に回しそうな気もするけれど、こればかりは、僕の陰でひっそりと霞を食んで生きているような人間性がそうさせるのだからしょうがない。



そう、例えば休日。

前日の夜勤を終え、寝る前に読書に勤しむ。
そして勿論目が覚めてからも、頭が冴えてくるまでは読書タイムだ。

物語りの世界に浸っていると、薄靄がかかったかのような頭も幾分と冴えてくる。
そうなると、この後はホールに向かわないわけにはいかない。



如何だろう?
素晴らしい夏の過ごし方ではなかろうか。



なんとも実のない休日だと、自分でも薄々気づいてはいる。

しかし、いざ休日となるとどうしても足がホールへと向かってしまうのだ。ギャンブル依存症って怖い。



そして何を隠そう、この日は休日。



例に違わず、僕は馴染みのホールでスロット台と向き合っている最中だった。



打っているのは、前回と同じく



コードギアスR2(サミー)



おいおい乱歩よ、もっと読者が求めているような新台に手を出してはどうか。

そんな声が聞こえてきそうではあるが、今回これに座っているのには理由があるのだ。



好きだから!



だとか、そんな理由では断じてない。
だ、断じて・・・ない、はず。



前回の実戦で、このホールはこの機種に設定を使っていた。恐らく。

そして何故かその日以降、グラフを見る限りでは据え置きが続いているのではないかと思わせるような好挙動が連日続いている。



そしてこの日、僕が昼過ぎにホールへ着くと、この台の前任者が設定2以上確定のレギュラーボーナス中のキャラ紹介を出していたのを目撃している。

やめないのではなかろうかと不安にはなったけれど、それも杞憂だったようで、1時間ほど他の台と戯れて戻ってきてみると幸いなことに空き台となっていた。



設定が1ではないとわかっているだけでも、随分と心強いものだと思う。

勿論、中間設定ないしは高設定であろうとも全然負けることはあるのだけれど。
それでも店側が1以外の設定をしっかりと使ってくれていることに有難みを感じるのだ。


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