【第一回恋物語〜泥沼3〜】
やじ☆きん


〜泥沼3〜


その後、至って順調だった。


ラブラブであった。


車もアコードワゴンウーハー仕様からエスティマになった。


そしてオレの誕生日を共に過ごした。


そこからは毎晩、仕事が終わればオレの家に帰るようになった。


もちろんクミも一緒だ。


オレの出張の予定をカレンダーに書き込んだり…


HYのオリジナルアルバムを作成したり…


ある一点を除いて、全てが順風満帆かのように見えた。


ある一点…


そう





『いつもこれじゃキツいばい?』


『好き過ぎるからとかは言い訳にせんでね?』





そしてこの日を境にクミが泊まりにくる回数が減った。


毎日から1日置き


1日置きから2日置き


そして週に一度


遂には最後に泊まりに来たのはいつの日か…


付き合い出して2ヶ月目には泊まることもなくなっていた。


この頃には最も顕著な変化が現れていた。


泊まりに来ない日には夜な夜な電話をしていた。


オレと話してる間にクミにキャッチが入る…


『お?キャッチじゃないと?いいよ?』


ずっとプププって鳴ってたからね。


大事な用事だったりしたら…


そんな気遣いでもあった。


『いや。出たくないけん。きんちゃん!今、絶対電話切らんでね!』


お、おう?


何か分からんが、出たくないのなら仕方ない。


たまに出ても、すぐに戻ってきてくれてた。


いつの頃からか…


『あ!キャッチやけ!きんちゃん、ごめん。ちょっと待ってて』


30分後…


『ごめーん。遅くなったね…ほんとごめんね。待っててくれてありがとう』


そして…


『あ!ごめん!キャッチ!』


1時間後…



プツッ…ツーツーツー…


え?切った?


折り返しても出ない。


翌日にはメールで

『昨日はごめんなさい。寝落ちしてました。』


へぇ…そっか…寝落ちなら仕方ない…





( ゚д゚)ンなワケねーだろッ!


いや、おかしいでしょ?


おかしいよね?


あまりにも違いすぎる。


トドメを刺すなら刺して楽にしてくれ


そういう思いからどんどん暗闇の深淵に飲み込まれていくオレがいた。


挙句にはキャッチと言われ待ってて、でも何も言わないままに切ることが出来ないオレは、一旦切って掛け直す…つまりはキャッチにキャッチを返す作戦に出た。


秘技!キャッチ返し!


するとどうだ?


ガン無視だよ…


彼氏との電話中の友達(?)のキャッチには出るが、友達と電話中の彼氏のキャッチには出ないと来たもんだ(−_−#)


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