【予想】
ブルー


それは、暑い夏の夜


今思えば若気の至りと言う言葉がピッタリと当てはまる事だった


肝試し+真夜中に遊ぶ楽しさで、テンションはいつも以上に上がっていた


目的地である廃墟の病院は、民家からそう離れていないものの、孤立した場所にあり、『どうしてこんな場所に……』と思わずにはいられない


途中、ファミレスに寄り、他愛もない話で盛り上がり、予定よりやや遅れての到着となった


有名な廃墟なので、時には数組いる事もあるが、今回は先客は居なかった


男4、女3の比率や割合が悪い構成だったが、恐怖を煽る為に二組に別れた


見取り図は無いものの、分かりやすい造りで、一周が繋がってる廊下だった


『それでは反対側でお会いしましょう……』


そう言って左右に別れて歩き出した


よく心霊現象で言われているラップ音。そんなのは廃墟の中では聞こえて当たり前


動物の住みかとなっているはずなので、逆に聞こえない静寂の方がたちが悪い


ライトの先に写る些細な物でも、驚々しく見え、1人では絶対来れない


何度と来たことがあったので、そろそろ合流すると思ってた


例えるなら、時計回り組と反時計回り組が、30分の位置で会うようなもの


こっちの組は、ゆっくり歩いていた……それ以上にむこうの組はゆっくり歩いていたんだろう


ところが、45分の位置に来ても合流してない


『さては、なんか企んでるな』


むこうは3人なので、小さなスペースにでも隠れてやり過ごせば、背後を取れる


そう思ってたら、背後の暗闇から『わーーーー!!』と、こちらを驚かすために走ってきた


一瞬驚いたものの、すぐに冷静になれ、不届き者達をライトで照らした
















瞬時に全身に鳥肌が立ち、声も出ない恐怖に襲われた


もちろん、その恐怖のドン底に落としたのは3人の不届き者ではない。それは……


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